糸師凛「いいライバルがいるってことだべ」 ブルーロックのキャラたちが「地元のエゴ」を方言で叫ぶ!新刊発売キャンペーン開催
全国から集められた高校生ストライカーたちが、日本をW杯優勝へと導く「世界一のストライカー」になるために、競い合う――。
累計2600万部を突破したサッカー漫画「ブルーロック」(原作:金城宗幸、作画:ノ村優介)は、そんな熱い戦いを描く大人気作品だ。
キーワードは「エゴイスト」。登場キャラクターたちはそれぞれエゴイスティックに、最強を目指していく。
そんな彼らが、日本にある47の都道府県の"エゴ"を、ご当地の方言で主張した。
「粘り強さは 納豆が教えてくれだ」――茨城の方言でそう話すのは物語の主人公・潔世一。重要人物の一人・糸師冴も岩手の方言で「南部鉄器の丈夫さ なめんでねぞ」と言い放っている。
こちらは、同作の最新コミックス26巻発売を記念して開催されるキャンペーンで配布される「特製イラストカード」の一部。講談社のプレスリリースでは作中のセリフをもじって、企画の趣旨がこう説明されていた。
「自我を育む最初の環境は"地元"だ。
『日本一の"エゴイスト県"でなければ、
日本一の地元にはなれない』
今こそ叫べ、一番カッコいい地元のエゴを。」
うん、でも、潔世一。君は埼玉出身じゃなかったか? 糸師冴も、神奈川ですよね?
地元民もいるし、地元民じゃない人もいる
「地元エゴ」を叫ぶのは2人だけではない。ほかのキャラクターたちも負けじとエゴい主張を繰り広げる。
中には、ちゃんと「出身地の地元エゴ」を叫ぶ者もいる。たとえば、記者の出身地である神奈川県を担当するのは、地元出身の糸師凛だ。
「神奈川県出身者は横浜出身って言いがち?
ぬりぃな、俺は鎌倉出身だ」
と、横浜出身の記者としては、少々聞き逃せない「エゴさ」を炸裂させている。
しかし、出身地以外の「地元のエゴ」を代理で叫んでいる場合もけっこうあるのだ。
なんたって、「琵琶湖大きさだけやなくて 貯水量もナンバーワン」と滋賀を代表するのは、ドイツのクラブチーム「バスタード・ミュンヘン」所属のミヒャエル・カイザー。同チームのアレクシス・ネスも「ふぐ? 給食で食うたわ!」と山口県民の気持ちを叫んでくれている。読者に強烈なインパクトを与えた山口県出身の"あのキャラクター"......久遠渉を差し置いて!
担当都道府県はどんな基準で決められたのか。そして、彼らの叫ぶ「地元のエゴ」とは何なのか。
11日、Jタウンネット記者の取材に応じた講談社・出版営業局によると、「キャラクターの出身地をベースにし、あとは全体のバランスをみて決めております」。また、地元のエゴは「各県の魅力やあるあるネタ」を中心に決めたという。
47種の"エゴイスト県"イラストカードは26巻が発売日される14日から、全国のキャンペーン実施書店で「ブルーロック」対象商品を購入すると、1冊につきランダムで1枚配布される。また同日には、朝日新聞朝刊にてスペシャル広告の掲載も予定。
デザインは地域によって異なり、キャラクターが叫ぶ「エゴ」もイラストカードとは異なっている。
自分の地元がどんな「エゴ」を炸裂させているのか、明日の朝をお楽しみに。