札幌のウマい麺は味噌ラーメンだけじゃない! 人気店の「汁なし担々麺」再現したカップ麺で旅行を予習
練りごまのコクと花椒の華やかな刺激の共演!
担々麺だれは醤油味ベースで、麻辣醤や甜麺醤を加えることで、唐辛子の辛味や花椒のシビれを効かせています。主役はたっぷり入った練りごまで、濃厚なコクや甘みが際立っていました。
お店は花椒や自家製ラー油のイメージが強いのに対し、カップ麺では花椒やラー油より先に練りごまのコクや甘さが目立つのが特徴的です。
別添の「ふりかけ」に入った唐辛子や花椒を入れない状態のたれ単体だと、刺激はそれほど強くありませんが、味はきちんと成立しています。辛味やシビれが苦手、それでも食べてみたいという人は、「ふりかけ」を入れないで食べても良さそう。
実際にお店でも、「シビれない」や「辛くない」というメニューが選択でき、辛さやシビれが苦手な人への配慮もあります。
刺激の主力である別添の「ふりかけ」には花椒や唐辛子が入っています。
ふりかけによって、辛さは中辛程度、シビれはかなり強くなり、合わせて体感的な辛さは辛口くらいにはなりそうです。
特に花椒が香り高く、お店の華やかなスパイスの香りを再現。シャリシャリした食感までは再現できていないものの、よく噛みしめると唐辛子含めた立体的な食感を楽しめます。
産地まで行って買い付けるお店の花椒の風味を再現するところまでカップ麺に求めるのはさすがに酷ですが、それでもカップ麺としては十分に風味豊かで華やかな花椒を堪能できました。
たれの練りごまのコクや甘みと、ふりかけの花椒や唐辛子の刺激が対比になっており、口の中で両極端な味の融合を楽しめるのが大きな魅力となっています。