「10年以上前に出てった兄の荷物が実家を圧迫。片づけるように言っても『自分の家』だと聞かなくて...どうすればいい?」(長崎県・40代男性)
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回相談するのは、会社員のIさん(長崎県・40代男性)。
実家で暮らすIさんは、結婚して家を出た兄が残していった大量の荷物に頭を悩ませている。
いくら片付けるように言っても実家に対して「自分の家」という意識が強い兄は、なかなか聞き入れてくれなくて......。
読者のお悩み
親と実家暮らしをしています。困っているのは、10年以上前に結婚して家を出ていった兄が家に残していった荷物です。かなり量があり、部屋や収納などを圧迫しています。
以前から片付けるように言ってはいるのですが、兄としては「実家=自分の家」という意識が未だ強いらしく、荷物を置いておくことも当然の権利と思っているのか、中々片付けようとしてくれません。それぞれ別の所帯になってもう10年以上が経っているのに......。
親も歳を取り、実家の事情も色々と変わり、もはや兄のために確保しておける場所もそう多くありません。兄に荷物を片付けてもらうために、私はどうすればいいでしょうか。
Iさん(長崎県・40代男性)
自己防衛おじさんはIさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
「嘘も方便」で自己防衛を
自己防衛おじさんの回答
実家に住んでいる人や頻繁に出入りする人が、実家の事を仕切りたいのは極めて理に適っている考えだと思います。お兄様が既に実家を出ている以上、度を越した自己本位な対応は周りが迷惑をこうむるので厄介な話です。
「嘘も方便」という言葉があるように、物事を円滑に進めるため時として誰も損をしない嘘をつく事は、大人のたしなみのひとつでもあります。
たとえば、「将来的に両親の介護が必要になった場合を考え、家のリフォームや家具などの配置換えを考えている。そのために荷物を整理する必要があるのだ」と兄に告げるなどして、さっさと荷物を引き取ってもらいましょう。
実際、リフォームなどは後になって計画が変わったり、見積もりによっては取りやめたりする事なども、良くある話です。まずはとにかく荷物を片付けてもらう事を最優先に、「噓も方便」で自己防衛です。
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