「夏の墓地には1人で行かないほうがいい」 現役僧侶が語る「本当にある怖い話」
2023.07.14 20:19
「本当にある怖い話です。夏のお墓参りは出来れば2人以上で行ってください。墓地には1人で行かないほうがいいです」
2023年7月10日、ツイッター上でこのようにつぶやいたのは、長崎県大村市にある長安寺の僧侶・吉田武士さんだ。
お寺の僧侶が伝える本当にある怖い話。どんな怖い話かというと――?
吉田さんの真意は次の通りだ。
真夏のお墓は日陰が少ないことも多く、灼熱です。もはや石焼き料理です。草むしりするだけで熱中症にもなります。蜂も蛇もいます。怪我をすることもあります。独りでお墓で倒れると発見も遅れて危険です。
特に高齢の方は、お墓参りにはできる限り同伴者と行くことをオススメします。ご家族が「お墓参り一緒行こうか?」と声かけするのもいいと思います。気温が上がりすぎない早朝や夕方に行くのも一案です。これからの時期のお墓参りには、休憩、水分、同伴者、お忘れなく。
吉田さんが伝えたかったのは、怪談ではなく、灼熱の真夏に一人でお墓参りに行くと、もし熱中症などで倒れてしまった場合、発見が遅れてしまう可能性があるという「怖い話」――つまり、注意喚起だったのだ。