老舗弁当店が警鐘「ご家庭での弁当作りでガクブルな点」 真夏はもちろん、初夏も重要な「食中毒対策」
真夏はもちろん、6月、9月も要注意
Jタウンネットの取材に応じた「日本橋弁松総本店」公式ツイッターアカウントの「中の人」によると、ツイートのきっかけは、厨房の中が暑くなってきた頃でもあり、社内に注意喚起を呼びかけるタイミングだったから、ということ。
「厨房で働く社員が日頃から厳しく徹底している注意点を、ご家庭で弁当をつくられてる方にも発信してみたらどうだろう、と考えてみたわけです。皆様の反応も伺いたいな、と思いまして......。ここまでの反響が大きいとは、ビックリしました」
そんな弁当づくりのプロは、家庭でつくる弁当について、こう指摘する。
「朝作って昼に召し上がるならまだ菌数が増えてないと思われますが、油断すると食中毒に繋がります。実はご家庭での食中毒発生件数も結構多いのです。真夏はもちろんのこと、6月とか9月も要注意です」
では改めて、同店が警鐘を鳴らす「家庭での弁当作りにおけるガクブルな点」を見てみよう。
まず家庭でつくる弁当の危険ポイント、1番目は「加熱していないものが入っている」こと。ミニトマトやレタス、きゅうりなどの生野菜、加熱していないものは、要注意なのだ。
一般ユーザーの中でも注意している人は多いようで、ツイッターにもこんな声が寄せられている。
「インスタとかで見る、おしゃれなお弁当、綺麗だけど、えっ、ご飯の仕切りにレタス? ミニトマトのヘタはとらないの? とびっくりするときがある。私も気をつけよう」
「トマト(ミニトマト含む)のヘタは雑菌の温床なので絶対に取って洗って!」