ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

「子育て中はボサボサでボロボロになっていた私。外で娘と自撮りしようとすると、見知らぬ女性が...」(東京都・30代女性)

井上 慧果

井上 慧果

2023.06.10 11:00
0

シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Iさん(東京都・30代女性)

Iさんはある休日、ベビーカーの娘を連れてお出かけした。

混み合うフォトスポットで娘と写真を撮ろうとしていたら、見知らぬ女性に声をかけられて......。

娘と写真を撮っていたら...(画像はイメージ)
娘と写真を撮っていたら...(画像はイメージ)

<Iさんの体験談>

待望の娘が産まれて約半年が過ぎたころ。休日に娘と2人でお出かけをしようと思いました!

世の中はGWで人出もすごい中、やっとの思いで到着したのは東京タワー。その日はこどもの日が近く、鯉のぼりがたくさん飾ってある絶好のフォトスポットがお目当て。さぁ撮るぞ!と思い、まずベビーカーの娘と鯉のぼりを一緒に撮影しました。

ついでに自分とのツーショットも撮ろうとしたのですが、なかなか難しい。人もすごいので端っこの方でなんとか撮ろうと悪戦苦闘していると......。

「ママの写真って本当に少ない」

「写真撮りますよ!」と声をかけてくれた女性がいました。

「ママと子どもの写真って、本当に少ないんだよね。可愛い時期の子どもと一緒に撮りたいのに、子どもの写真か、旦那と子どもの写真しかなくて...。私も悲しかったから、今日はたくさん残さなきゃ!」

そう言われて涙が出そうになりました。

娘が産まれてから必死に子育てして、かわいくて、たくさん写真は撮るのに、私との写真は誰も撮ってくれない。ボサボサでボロボロの自分では撮る気にもなれなくて、意外と写真がないことが悲しくて、その日は写真を撮りにきていたからです。

その女性は真ん中を陣取って、ご自身の高性能なスマホの機能を使って、全体が入るようにいろんな体勢で何枚も撮ってくれました。

何枚も色んな写真を撮ってくれた(画像はイメージ)
何枚も色んな写真を撮ってくれた(画像はイメージ)

彼女は「今しかない思い出をたくさん残してね!」と言って去っていきました。もらった写真は本当によく撮れていました。

ママだからわかるママの気持ち。それが嬉しくて、母親になれてよかったと再実感して、また頑張ろうと思う日になりました!!

あの時はありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

PAGETOP