店主「羊肉串の店だけど、串打ちやりたくない」 →まさかの「解決法」に反響「天才現る」「最高やん」
"あること"をすれば、羊の肉が食べ放題になる飲食店があるらしい。
その店とは、大阪市にある中華屋台Bar「梅田羊肉串」。2023年5月24日、店主がツイッター(@yanrouchuan)上に投稿したのが、こちらの画像だ。
「串打ちしてくれる人は羊肉串食べ放題」と書かれた張り紙が写っている。
店主に声をかけると羊肉と串、ビニール手袋が渡され、串打ちが終わったら店主が羊肉串を焼いてくれるらしい。店主は併せて、次のように呟いている。
お待たせしました、羊肉串についての発表です。
とにかく店主は働きたくない、とくに串打ちは本当にやりたくない。なので店名になっているにも関わらず長いこと羊肉串を出していませんでした。
ほんの少しぐらいは申し訳ないとは思っています。
Jタウンネット記者は26日、このなんとも斬新なサービスについて、店主を取材した。
串打ちをやりたくない理由は...
ツイッターのDM上で店主に串打ちをやりたくない理由を尋ねたところ、回答はすごく単純なものだった。
「すごく面倒だからです」(梅田羊肉串・店主)
同店は客から注文を受けて料理を提供するスタイルをとっておらず、メニューも存在しない。「セルフ飲み放題1時間1000円、お通し代1000円で30分おきくらいで料理が永久に出てきます」というシステムだ。
羊肉串のセルフ串打ち&食べ放題もその料金形態の中で行われるもの。食べ放題を始めた理由について店主は、
「そもそも出てきたものを食べてくださいというスタイルなので、お客さんがどれだけ食べようとも大勢に影響なしと判断したためです」
と説明した。
初対面の人とワイワイ串打ち
梅田羊肉串の「セルフ串打ち&食べ放題」はツイッター上で注目を集め、「なにここ、最高やん」「やってみたい」「天才現る」などと話題になった。店主にとっては「面倒な作業」だったが、客にとっては「面白い体験」になるというわけだ。セルフ串打ち&食べ放題の提供が始まった25日には、実際に来店する人もいた。
ツイッターユーザーのにわとり(@yamaue_)さんがその一人だ。記者は26日、にわとりさんにも取材を行った。
はじめに、店主が丁寧に串打ちの手本を見せてくれたという。
「その後、その場にいた初対面の3~4人に手袋が支給され、みんなでワイワイお酒を飲みながら串打ちをしていました」(にわとり(@yamaue_)さん)
最終的に、にわとりさんは6本の串打ちをした。
「このお店は注文という概念がないため、焼き上がった串はその場で周りの人たち全員に振る舞われるので自分で食べたのは2本です。美味しかったです」
なお梅田羊肉串に入店するには同店のインスタグラム、もしくはツイッターアカウントをフォローしている必要がある。串打ちを体験したいと思った読者はまず、SNSをチェックしてほしい。