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伝統的な技術で、現代ならではの作品を 気鋭のクリエイターが生み出した「ゲーム日本画」がカッコイイ

木下

木下

2023.05.25 17:00
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伝統守りながら「今までになかった日本画」生み出す

そもそも日本画とは、水干絵の具や岩絵具といった日本画の画材を用いて描かれた作品。大西さんによると、花や鳥をモチーフとして使う花鳥画という作品が多いという。

大西さん自身も花鳥画をよく描く。赤い鳥は大西さんの作品によく出てくる存在で、今回の"ゲーム日本画"の中でもそれぞれの作品の主人公になっている。

グラディウス日本画(画像提供:大西 高志(@onishi_takashi)さん)
グラディウス日本画(画像提供:大西 高志(@onishi_takashi)さん)
「ゲームのチョイスは、私自身が昔よくやっていたゲームを題材にしております。最近のゲームも画像や内容の素晴らしいものはたくさんありますが、私がまだ小さかった頃、ファミコンが発売されたのが衝撃的で、私自身もハマっておりましたので、このゲームチョイスになりました」
マリオ日本画(画像提供:大西 高志(@onishi_takashi)さん)
マリオ日本画(画像提供:大西 高志(@onishi_takashi)さん)

大西さんにとって特に思い入れのあるゲームはマリオ。初めてプレイした時の感覚を覚えているという。

「ビーダッシュのやり方が分からず、普通に歩いてゲームをクリアしていました。ギャラガもよくやりました。自分を強くするため、あえて攻撃に入っていくというのも面白かったですね」
ギャラガ日本画(画像提供:大西 高志(@onishi_takashi)さん)
ギャラガ日本画(画像提供:大西 高志(@onishi_takashi)さん)

相容れない存在のように思える日本画とゲームが、大西さんの作品では渾然一体に。そのコンセプトは「伝統的な日本画の技法や画材を用いて現代でしか描けない近代的な日本画を描く」というものだ。

「日本画といえば、浮世絵や屏風、掛軸を想像する方がほとんどだと思いますが、私は、今まで日本画では、描かれなかった日本画を描こうと考えています。昔から培われた伝統的な文化を守りながら現代の作品へと昇華させる、全く新しい日本画というものを描いています」

次はどのような「新しい日本画」を届けてくれるのだろうか。

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