電車を見に来た息子をチラチラ見てくる撮り鉄青年 映り込まないようにしてたけど...去り際かけられた言葉にビックリ
息子と一緒に電車を見ていたら、「撮り鉄」の青年がチラチラ見てきて――そんな親子の体験談がツイッター上で反響を呼んだ。
投稿者は、日常の実体験をもとにした作品をウェブ上で公開している漫画家のるしこ(@39baby_com)さん。
その日、4歳の息子と駅に来たるしこさんは、ホームで写真撮影をしている一人の青年を目にする。
「映りこまないように邪魔にならないところで見よう」と気を配りながら息子と電車を見ていたのだが......。
「すっごい見られてる...」
青年はカメラを持ったまま、るしこさんたちの方をチラチラ。画角には入っていないはずだが、一体なぜだろう。
るしこさんが困惑しているところに、男性が近づいてきて、声をかけられたという。
撮り鉄青年「アッイヤッ突然すみません本当...」
「あっ、あの」
「そのシャツ、どこで買いました...?」
青年が見ていたのは、息子が来ていた服。電車のイラストが大きくプリントされているシャツだ。
青年には、自分はその路線のグッズには詳しいという自負があった。しかし、息子の着ているシャツは見たことがなかったため、気になったらしいのだ。それもそのはず、なぜならこの服は――
「これ自分で描いたものなので売ってる服ではなくて......」
るしこさんが自分で描いたもの。パソコン上でデザインし、アイロンプリントで制作したという。
返ってきた言葉に、男性は「描いた......???」と困惑した様子だ。
「帰り際、彼の乗られる電車が来ている状態で声をかけられたので、閉まるドアの向こうから「すごいですね!?!?」と連呼されながらお別れしました...笑」(るしこさんのツイッターより)
電車好き青年との間に生まれたほっこりする交流に、ツイッター上では7万4000件を超えるいいね(12日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「西武6000系を自分で描いた......だと......」
「撮り鉄さんが公式グッズだと見間違うほどに、るしこさんの自作Tシャツのクオリティが高いんですね...!」
「描いた......??ってなる撮り鉄さん可愛いですね」
「撮り鉄の心を鷲掴みにするTシャツ。それが描いたものだったなんて、想像つかなかった~」