奈良・鎌倉より大きな大仏3連続 兵庫の山あいに大迫力の山寺がある理由
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2023年5月3日放送の「Let's Go若一調査隊」のコーナーでは、兵庫の山奥にある大仏の話題を取り上げていました。
日本で大仏様といえば、奈良・東大寺の「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」(像高14.98メートル)、神奈川・高徳院の「鎌倉大仏」(像高高さ11.31メートル)が有名ですよね。
しかしそれらを上回る大きさの大仏様が、それも3体も兵庫・香美町(かみちょう)にあることを知ってますか?
その大仏があるのは自然豊かな山あいに佇む「川会山 長楽寺」。約1300年前に開かれた山寺で、歴史は古いのですが、並んでいるのは新しめの立派な建物。
実はこれらは、ある実業家から225億円とも言われる費用を寄進されて建立したものなんです。巨大な大仏殿には、それぞれ高さ15.2~15.8メートルもある金箔貼りの大仏様が3体も鎮座しています。
なんと木造の大仏座像では世界最大級の大きさなんだとか。
実業家が、妻の地元で
全ての費用を寄進したのはタクシー会社「相互タクシー」創業者・多田清さん。長楽寺があるのが、彼の妻の出身地だそうです。
大仏は中国の仏師延べ2万人が年月をかけて制作。132万枚もの金箔が使われていて美しく輝いています。
境内にある五重塔は日本で2番目に高い70メートルの高さがあり、5階まで上ることができます。そこからは素晴らしい景観が楽しめるとのこと。
こんなに立派な大仏様が兵庫にあるなんて知りませんでした。
機会があれば訪れてみたいです。
(ライター:まみ)