いくらなんでもデカすぎんだろ... 花も葉っぱもダイナミックな巨大タンポポ発見される
「バカみたいにドでかいタンポポいた」
そんなコメントと共に投稿されたタンポポの写真が、ツイッター上で注目されている。
こちらは、ツイッターユーザーの大魔王マッド菜園ティストHI-D(@scientist_hid)さんが2023年4月10日に投稿した写真だ。
タンポポの花といえば大きさはおおよそ500円硬貨ぐらいのものがほとんどのように思うが、HI-Dさんが発見したのは人間の手のひらと同じくらいのビッグサイズ。そのままコサージュにできてしまいそうな大きさだ。
驚きの「ドデカタンポポ」に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「デカすぎる(笑)」
「もしやタンポポの十ニ倍体...?」
「食いでがありそうだな」
味は「苦みがあるレタス」
HI-Dさんは、タンポポを見つけた時のことを自身のブログで公開。そこには、こう書かれている。
ついこないだ河川敷でバカみたいにドでかいタンポポを見つけたのだ。
ある人は日陰にあるタンポポは光を得るために大きく育つのでは無いだろうかと言うが、俺もその可能性は高いと思う。
例えばビワなどは日陰に置くとやたらデカい葉を出すようになり、代わりに花が咲かなくなる。
同じように日陰に適応する過程で大型化しただけの普通のタンポポかもしれない。
「ドデカタンポポ」があったエリアに生えていたタンポポは、ほとんどが「普通サイズ」。しかし、その中にやたら大型の個体がいくつかあり、それらには「蕾が異様に丸い」という共通点があった。
巨大化したのは遺伝的な要因なのか、それとも環境の影響なのか。HI-Dさんは検証を行うため、採取して持ち帰り、栽培してみることにしたそうだ。
その結果がわかるのはまだ先のことだが......現時点で分かっていることもある。ドデカタンポポの「味」だ。
HI-Dさんはツイートで、「ドデカタンポポ」の葉っぱについて「美味い、微かなキクの香りとルッコラのような僅かな苦味があるレタスって感じ」と述べている。
また、花が咲き終わり種子が成熟したタンポポ(綿毛を広げる直前の物)から花托を取り、ボイルしたものは「強いタンポポの香りとタケノコの食感、そしてほのかな苦味が美味い」。マヨネーズで食べたところ、「芋感少ないアーティチョークって感じ」だったそう。気になる......!