入ったら生きて出てこれなさそう... 廃墟と化した大衆食堂の前に佇む「現役電話ボックス」が不穏すぎ
まるでホラー系ゲームに登場しそうな光景が、ツイッター上で注目を集めている。
こちらは、ツイッターユーザーのSaho(@urbex_34)さんが2023年3月25日に投稿した写真だ。
既にとっぷりと日が暮れた空の下、生い茂る草に囲まれてぼんやりと灯りの付いた電話ボックスが佇んでいる。その後ろにはかすれた文字で「大衆食堂」と書かれた錆びだらけの看板が......なんだか、建物内のカーテンの向こうから誰かが覗いているような気さえしてくる、不気味な雰囲気だ。
時間帯やロケーションも相まって怪しさ全開なスポットに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「生きて出られなさそう」
「大衆食堂なのに、誰一人いないのがより怖い...」
「ナルホド、ここでセーブしたりアイテムを倉庫から出し入れしたりするんですね(ゲーム脳)。つまり『食堂跡』の中にボスが......」
8日、Jタウンネット記者の取材に応じたSahoさんによると、話題の電話ボックスを発見したのは和歌山県某所。2022年の12月頃だった。
「都市探検家」として、廃墟や戦跡、一風変わった建築などを撮影しているというSahoさんはその時、和歌山の廃墟を探索した帰りだった。
「19時頃、車で真っ暗な国道を走っているとぼんやりと光るものを見つけたので、車を停めて近づいてみると、廃業した食堂の前に電話ボックスが残っていることに気づきました」(Sahoさん)
Sahoさんは最初、「何故こんな廃業した食堂の前にまだ現役の電話ボックスがあるのだろう」と疑問に思ったと語る。
確かに、こんな場所にある公衆電話には近づきがたい。特に、周りが暗くなる夜には......。