街なかに潜む「地面の犬」を集めるクリエイターに注目集まる サイコーの着眼点じゃん...
「地面の犬」なる存在を集めている――そんなユーザーがツイッター上で注目を浴びている。
地面に寝ている犬? いや、そうではない。「地面の犬」なのである。どんな犬かというと......。
ごく一般的なタイル敷きの地面の写真である。よく見てほしいのは、白い部分だ。
横を向いて立つ「犬」の姿が見えてこないだろうか?
このように地面の模様を犬に見立てたものこそが「地面の犬」なのである。
「地面の犬」を蒐集しているのはクリエイターのカナイガ(@shiragaigarashi)さん。2023年4月1日に投稿した計3匹(?)の「地面の犬」が大きな話題に。ツイッターでは1万5000件を超えるいいね(4日夕時点)のほか、
「天才の発想」
「かなりいい着眼点だ」
「これめっちゃいい、すき 1枚目でフレーミー思い出した」
といった称賛の声も寄せられている。
カナイガさんはどのような経緯で「地面の犬」と出会い、集めるようになったのだろう。Jタウンネット記者は3日、本人に話を聞いた。
すべての始まりは...
カナイガさんが初めて「地面の犬」と遭遇したのは、3年ほど前。「何か面白いものはないかな~」と思いながら外を歩いた時に、1匹の「犬」と出会ったのだ。
それが、この子である。
「めちゃくちゃ犬じゃん!と思ってすぐに撮影しました」
「生まれてきてくれてありがとう、と思いました」(カナイガさん)
それからも「見つけたらとりあえず撮るくらいのゆるい気持ち」で犬を集め続け、3年間で3匹の「地面の犬」に出会うことが出来たという。遭遇できるペースはだいたい年に1回ほどだそうだ。
「3匹とも耳に見える部分がしっかりあって、犬っぽいなと感じます」とカナイガさんは語った。
なかなか出会えない存在ではあるが、カナイガさんは「これからもゆっくり集めます」とコメント。
どこに現れるか分からない「地面の犬」。もしかしたらあなたの近くにも......。街を歩いているときに探してみると、日々がちょっと楽しくなるかもしれない。