お稲荷さんに「猫と暮らせますように」とお願いし続けた結果 →「導き」を感じざるを得ないニャンコがやってきた
お稲荷様の導きとしか思えない「1人の漫画家と1匹のネコの出会い」がツイッターで注目を集めている。
作者は、東京都在住の漫画家・ミツコ(@_3_2_5_)さん。2023年3月27日、自身のツイッターアカウントで投稿したのは、飼い猫の「うずめ」(推定生後3か月、メス)との出会いを描いた、実体験をもとにした漫画だ。
ある街に引っ越してきたばかりだったミツコさんは、スーパーに買い物にいくたびに小さな稲荷神社に挨拶するのが日々の習慣になっていたという。
「私はこの新しい街で実りある日々を送りたいと思ってます」
「あわよくば猫とともに...」
ミツコさんはネコを飼うのが夢で、いつ野良猫を見つけても保護できるように散歩中はいつもタオルと猫用おやつを持参していた。
そしてお稲荷さんにも、猫との良い出会いがありますようにと、祈りつづけていたそうで......。
夢の「猫との共同生活」
とはいえ、「運命の出会い」というものは、そう都合よく訪れるものではない。
「まぁご縁は授かりものだからあせらずゆっくり流れにまかせるよ」
ミツコさんはある夜のInstagramのライブ配信でそんな話をしていた。すると......。
なんと、猫の保護活動をしている知り合いがいるというフォロワーから、「今一匹だけ家族が決まってない子がいます」との情報提供が!
そうして、送られてきた写真を見たミツコさんが二つ返事で紹介してもらうことにしたのが、うずめさんだった。
アレにだけは目がないうずめさん
予想外の急展開ではあったものの、長年の夢だった「家に猫をお迎えする」が叶ったミツコさんは、いつものお稲荷さんに報告&お礼参りにいった。
そんなこんなでうずめさんとの新生活も、1か月が経過したころ......。
ある日、ミツコさんはうずめさんに関する、ある「事実」を発見する。
「いなり寿司への執念がはんぱじゃない」
そう。うずめさんは、刺身やツナサラダ、焼き鮭といった食べ物は、手を出そうとしてもミツコさんに止められれば諦めているのだが、こといなり寿司だけに関しては「何としてでも食べるという強い意志」を見せるのだ。これには思わず、お稲荷さんとの不思議な縁を感じずにはいられないミツコさんだった。
運命的なものを感じざるを得ないエピソードに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「お稲荷様が導いてくれたんですかね」
「おいなりさんにいなり寿司かおあげをお供えしたほうが良さそうですね」
「耳が少し大きくてお狐さんみたいですね」
猫の恩返し、ならぬ「狐の恩返し」ということなのかもしれない。