山小屋で寝ていた同僚が突然、大きな声で... 衝撃の「寝言」に震えが止まらなくなった話
隣で寝ていた人が、なにかモゴモゴと寝言を言っている。そんな体験が皆さんにもあるかもしれない。
しかし、中には「これもう起きてるでしょ!」と思ってしまうレベルの寝言を放つ人もいるらしい。
静岡県在住のツイッターユーザー・ふじっぴ(@genkinibocchi)さんは2023年3月27日、
「山小屋生活であった話」
というタイトルで、全4ページの漫画作品を投稿した。富士山の山小屋で登山者対応の仕事をしているというふじっぴさんの、ある深夜の実体験を描いたものだ。
時刻は午前0時すぎ。ふじっぴさん(壁際に寝ている人物)は同僚である2人の女性と並んで仮眠を取ることに。疲れているため3人ともあっという間に眠りについた......のだが。
深夜に響き渡る「ドゥユワナスタァァァァンプ!?」
「ドゥユワナスタ~ンプ?(焼印いかがですか?)」
「ハァイ! ドゥユワナスタァァァァンプ!?」
同僚の1人が唐突に発した大声に、ふじっぴさんたちは驚いて飛び起きる。しかし、喋っていた本人は熟睡中。どうやら寝言だったらしいとわかり、ふじっぴさんたちはまたしてもビックリ。
なお、寝言で叫ばれた「ドゥユワナスタァァァァンプ!?」は富士山の山小屋スタッフが仕事中によく使う言葉。
31日、記者の取材に応じたふじっぴさんによると、富士山の山小屋では登山者が使う「金剛杖」という木の棒に、各山小屋オリジナルの焼印(スタンプ)を押すというサービス(有料)を行っているスタッフは金剛杖を持った外国人登山者を見かけたら「ドゥユワナスタ~ンプ?」と声をかけているそうだ。
つまり彼女は、夢の中でも元気いっぱい、熱心に仕事をしているらしい。
しかも、寝言はこれで終わらなかった――。
「会話成立してるよね!?」
外国人登山者だけでなく、日本語話者向けの営業までし始めたのだ。
そしてその結果、誰かが焼印を押すことにしたらしい。会計の際の口上までもが飛び出す。これにはふじっぴさんたちも
「ねぇコレ本当に寝言なの?www 会話成立してるよね!?ww」
「これ以上笑わせないでwwwww」
と爆笑をこらえるのに必死。仮眠どころではなくなってしまっていた。
そして仮眠明け。ふじっぴさんたちは寝言を言っていた同僚に
「休憩時間はちゃんと休んでね。働きすぎだよ!」
「うちら絶対に笑ってはいけない富士山山小屋状態になってたからね?」
と声をかけるも、何のことだかわからない本人はひたすら困惑するばかり。
シーズン中にあと2回は同じことが起こったという抱腹絶倒のエピソードに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「ホントに『一人会話寝言』あるんですねw」
「仕事熱心というか、ワーカホリックというか......」
「スタアァァンプなあたりがリアリティ強いw」
そのほか、「こんな寝言を言った・聞いたことがある!」という体験談も多く寄せられていた。この作品を読んで笑っている読者の皆さんも、もしかしたら知らない間にとんでもない寝言を口にしているかも?