「新幹線で目覚めると、幼い息子が見知らぬ男性のもとに。慌てて声を掛けたら...」(大阪府・50代女性)
2人が横にいない恐怖を感じていると...
寝ていたのは一瞬のことでしたが、ハッと気付くと、横に子供がいません。その時の恐怖と言ったら......。
息子たちは斜め前に座っていた男性のところにいました。
60代くらいの紳士で、2人と遊んでくれていたのです。慌ててお礼を言うと、
「僕にも孫がいますから、なんか嬉しくてね」
と微笑んでくれました。
息子たちはおじちゃんが気に入ったのか、30分以上遊んでもらっていました。しかも厚かましい事に、息子たちはお菓子まで買ってもらって......。
どうしたら良いのかわからず、ティッシュでお札を包んで渡そうとしましたが、受け取ってくれませんでした。その方は、大阪で私たちが降りる時も優しく手を振ってくれました。
あれから20数年、新幹線や飛行機などで子供さんに苦労している人がいると、『大阪のおばちゃん』全開で声を掛けています。
あの時のあの方へのせめてもの御礼として、自分が感じた安心を繋げていきたいから。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[@]j-town.net、[@]を@に変えてお送りください)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)