浴槽の床に黒くて長~い髪の毛が...!? ホラーと見紛う「鳥の入浴シーン」が話題に
平安貴族の女性のようで...
浴室にいるのは「オナガドリ」。長い尾羽が特徴のニワトリの一種で、「土佐のオナガドリ」として国の特別天然記念物にも指定されている希少な動物だ。
ナンシーさんは子供の頃から生き物が好きで、特にオナガドリは憧れの存在だった。そして23歳のときに卵を購入・孵化させ、飼育を開始したのだという。
ナンシーさんは平安時代の文化が好きで、「尾長鶏の尾羽が平安貴族女性の長い髪に似ていて好き」。また、オナガドリのお世話をしながら、性自認が流動的な不定性のXジェンダーであるという自身の特性との共通点を感じることもあるそうだ。
そんなオナガドリがなぜ浴室にいるのかというと、その長~い尾羽のお手入れのため。
6日、ナンシーさんは自宅のお風呂場で、オナガドリの「玉鬘(たまかずら)」さんを洗ってあげていた。2023年3月現在、6歳の玉鬘さんの尾羽の長さはなんと5メートル60センチにもなる。
オナガドリの尾羽は非常に切れやすいため、日頃から大切にお世話をしているそう。特に、汚れが目立ってきた時や、春先に行われる日本鶏の品評会に参加する際には、シャンプーで洗ってあげているのだとか。