どうしてこうなった... 長崎で目撃された歩道橋が「階段の街」にふさわしすぎる
階段・階段・階段!
道路維持課の職員によると、小島町歩道橋が建てられたのは1969年。今となっては詳しいことはわからないが、建物が多い地域で、市立小島小学校の通学路でもあるため、建設要望があったのではないか、とのこと。

では、なぜ階段に重なる形になったのか。記者の質問に職員は「地形に合わせて歩道橋を作ったのではないか」と推測する。
「歩道橋の出入口は道路の歩道に作られるのが一般的です。しかし、小島町歩道橋がある場所は歩道が狭く、出入口を作るスペースがありません。そこで階段に作られたのではないでしょうか」(道路維持課の職員)
Googleストリートビューで小島町歩道橋がある場所を確認すると、確かに歩道が狭い。
北西から南東へ走る道路の北側は1人通るのがやっとの幅しかない。南側には防護柵があって歩道作られているが、こちらもそれほど広くはないように見える。歩道橋の出入口を設けるほどのスペースの余裕はなさそうだ。

なお、長崎県が管理している歩道橋で階段の途中から伸びているのは小島町歩道橋だけ。階段の町・長崎を体感したい人は、一度訪れてみるといいかもしれない。
昨日今日と歩いて長崎が階段の多い街なのは理解出来たけど、歩道橋の階段が階段と階段の間にあったの見た時はなんだこれ??ってなった。どれだけ階段の街なんだよ長崎.... pic.twitter.com/i5aHV7vVbU
— べーた (@onecuprain) February 23, 2023