暗い夜道の向こうには... 闇の中に浮かび上がる「千年桜」が神々しすぎる
神様が降臨したのかと思うほど幻想的な夜景が、ツイッター上で注目を集めている。
こちらは兵庫県在住のツイッターユーザー・めかぶ(@aybena)さんが2023年2月28日に投稿した写真。
真っ暗な夜、街灯にぼんやりと照らされる道路。その先では、大きな桜の木が美しくライトアップされている。
闇の中で自ら発光しているかのように輝く桜は、なんとも神々しい。、コントラストが印象的な1枚に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「浮かび上がる巨大な桜の迫力がすごいです」
「こんな大迫力な桜一度でいいから見てみたい」
「光るクラゲが浮かんでいるように見えます!」
Jタウンネット記者は3月1日、投稿写真についてめかぶさんに話を聞いた。
県の天然記念物の「千年桜」
めかぶさんが写真を撮影したのは2019年の4月6日。桜は、岡山県真庭市にある「醍醐桜」だ。
1972年12月に岡山県の天然記念物に指定されたこの木は樹齢1000年とも伝えられ、真庭観光局公式サイト「真庭観光WEB」では「里山の千年桜」と紹介されている。
「結構いろんな人に撮られている桜なので、何か一味違うものを取れないかなと山に登ったら、望遠で撮るといい感じになることに気づき撮影したものになります」(めかぶさん)
まだ見たことがない「醍醐桜」の姿を探した結果、出会うことになった華やかな夜桜。めかぶさんは、
「闇夜に浮かび上がる桜と、そこにたどり着く道が街灯に照らされている様子が、いい関係性を持って撮れたかなからと思っています」
と感想を述べた。
(2023年3月3日20時30分編集部追記:記事初出時、本文中の表記に誤りがあったので修正しました)