2つの「日本一」と、重なる夕日 ダイヤモンド富士×スカイツリーが最高にカッコイイ
日本一の高さを誇る山と言えば富士山、そして日本一高いタワーと言えば東京スカイツリーだ。
この2つの「日本一」を同時に撮影した夕暮れの写真が、ツイッター上で注目されている。
こちらは、埼玉県在住の大学生・温(@illion_haru)さんが2023年2月4日に投稿した写真。
見事なオレンジ色に染まった空の下、スカイツリー、富士山、そして沈みゆく夕陽が一直線上に重なっている。
これぞまさに「絶景」という一枚に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「ぎょえぇぇぇぇぇぇ、凄い」
「なんか神々しくて好きです」
「めっちゃきれい!めっちゃステキ!めっちゃ素晴らしいですね!」
Jタウンネット記者は8日、投稿者の温さんに話を聞いた。
「撮影出来るまで何時間も掛かりました」
温さんは、普段は都内の夜景やスナップを中心に撮影を行っているという。注目を集めた写真は4日、千葉県市川市の某所から撮影したものだ。
以前から、ツイッターなどで似たような構図の写真を見かけていという温さん。
いつか撮りたいと思っていたところ、5日にこの光景が見られるということを前日に知り、訪問したそうだ。
撮影時はスカイツリーのど真ん中に太陽が来た瞬間を逃さないよう、連射で何枚も撮っていたという。
「実際に撮影出来るまで何時間も掛かりましたが、スカイツリーとダイヤモンド富士(富士山頂と太陽が重なる現象)、これらが重なる瞬間を生で見られ、カメラに収めることが出来たのは、とても良い経験になりました」(温さん)
日の入り方角というのは、日によって少しずつ異なる。だから、2つの「日本一」と太陽の重なりは、撮影日や時間帯、天候・場所など様々な条件が揃ってはじめて現れる。
タイミングを逃さず、粘り強く挑戦した温さんに、この景色を見せてくれたことへの感謝を捧げたい。