青い空、銀世界、水鏡... 最強寒波が完成させた「雪の中の鳳凰堂」が美しすぎる
10円玉に描かれている「あの場所」の冬景色が、ツイッター上で大きな反響を呼んでいる。
よく晴れた青空の下、水面に反射しているのは、おなじみ「平等院鳳凰堂」(京都府宇治市)。
真っ白な雪が、建物の赤をよりいっそう引き立てていて、見ているだけで爽やかな気持ちになる一枚だ。
こちらは2023年1月25日、京都在住の大学院生・Ryogo Urata(@Ryogo_Urata)さんが
「今朝、雪晴れの平等院鳳凰堂が美しすぎた!」
と呟きながら投稿したもの。
27日、Jタウンネット記者は Ryogo Urataさんに撮影当時の話を聞いた。
「最高のシチュエーションでした」
Ryogo Urataさんは、雪の降り積もった平等院を写真に収める機会を狙っていた。しかし、京都府南部の宇治市に雪が積もることは少なく、長らく撮れずにいたという。
チャンスをもたらしたのは、あの「最強寒波」だった。2023年1月24日夕方から、京都府内の各地で雪が降り、宇治も例外ではなかった。
そして、翌25日の朝。8時半の開門とともに平等院に足を踏み入れた Ryogo Urataさんが見たのは、「思い描いていた理想の絶景」だったそう。
「前日の夕方から降り積もった雪で境内は白く染まり、幸運なことに青空まで見えて、最高のシチュエーションでした」
撮影者本人も感動したと語る1枚に、ツイッター上では1万件のリツイート、5万7000件を超える「いいね」(31日夜時点)のほか、
「水鏡に映った鳳凰堂を含めて美しいです」
「雪の平等院はなかなか見られないのではないでしょうか 良いですね」
「極楽浄土も雪景色」
といった感想が寄せられている。