京都には、人間が「ドット絵」に変換されてしまうスポットがあるらしい 脳がゾワゾワする光景に反響
現実のものとは思えないどこか不思議な光景が、ツイッター上に投稿された。
早速、皆さんにもご覧いただこう。
等間隔に並ぶ無数の白い粒。その中に、真っ黒な人影がいくつも写っている。
まるでファミコンのゲームに出てくるドット絵のようだが、これは写真。現実にある光景なのだ。
2022年1月2日、投稿者である東京在住のツイッターユーザー・24(@2outni4)さんは、写真とともにこう呟いている。
「ドット絵になる人類」
一体、これは何なのだろう。Jタウンネット記者は5日、投稿者の24さんに話を聞いた。
「光の効果で現実世界が...」
「光の効果で現実世界がこんな面白い絵になると気付いて以来好きなスポットです」
24さんは、話題の写真の撮影地についてそう語る。その場所とは、JR京都駅の駅ビルにある大階段だ。
高低差30メートル、全171段のこの階段は、京都駅の名物スポット。そのうち125段に、約1万5000個のLEDが取り付けられている。白い粒が、それである。
24さんは1月2日の19時ごろ、友人との待ち合わせの際にこの光景を目撃。階段を歩く人の影で面白い写真が撮れそうと考え、シャッターを切った。
そこに立体的に存在しているはずの人間が、2次元のドット絵に入り込んでしまったかのように見える。とても不思議な感覚に陥る光景にツイッター上では、1万8000件のリツイート、13万8000件を超えるいいね(10日夕時点)のほか、
「ゲームで人類が滅びた後の残留思念みたい」
「【悲報】ゲーム大国 京都、人間をドット絵にしてしまう」
「うーん奥深い。つまり人類は0と1に変換されるわけですな」
といった声が寄せられている。
ちなみにこの京都駅ビルでは大階段のLEDを用いた演出「グラフィカルイルミネーションPlus」を一年を通して開催中。ネオンのグラデーションや京都を連想させるような華やかなデザインのほか、季節限定の彩りも楽しめる。ドット絵の世界を楽しみたい人、ドット絵に入り込んでみたい人は、夜に一度訪れてみてはいかがだろう。
京都駅大階段、人のシルエットのアニメーションも映されるのですが
— 24 (@2outni4) January 3, 2023
この写真は等間隔ドットLEDを背景に階段を歩く人の姿がシルエットとして浮かび上がる場面です(補足トリビア) pic.twitter.com/wUFqpHXIYH