「居なくなった母を探して家を飛び出した私。夜の繁華街の真ん中で、出会った年上のお兄さんたちに...」(沖縄県・30代女性)
ずっと言いたいと思っていた
泣きながら「家の帰り方がわからない」と言った私に、お兄さんたちは「住所言える?」と尋ねます。でも、住所の記憶も曖昧。
すると今度は「家の近くに何がある?」と聞かれて、「中華料理屋」と答えると、一緒に探してくれることに。
しばらくして、中華料理屋が見つかりました。お兄さんたちに「ここ!」と伝えると、彼らはこう言いました。
「家の中に入るまで見守ってるからいきな」
私はそこで大したお礼も言わず、走って家に帰ってしまいました。
大人になった今でも、あのとき言えなかったお礼を言いたいとずっと思っています。
本当に本当にありがとうございました。
もしあのときのお兄さんたちが、この記事を見てくれていたら嬉しいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)