1年に数回だけのレアな光景 東大寺大仏殿「観相窓」から覗く大仏さまがカッコよすぎる
あえて「土砂降り」の日を選んで訪問
TAKUさんが話題の写真を撮影したのは22年2月、毎年冬に行われるライトアップイベント「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」に参加した時のことだ。
公式サイトによれば、イベントは8~14日にかけて行われ、春日大社・興福寺・東大寺の奈良市内の3つの世界遺産が、夜間特別拝観を実施。東大寺では大仏殿正面にある「金銅八角燈籠」が点灯し、外から大仏さまの顔を拝むことができるように作られた「観相窓」(かんそうまど・桟唐戸)の扉が開かれていた。
TAKUさんは雨上がりのライトアップのリフレクションを狙い、期間中の土砂降りの日を選んで東大寺を訪問したという。
意識したのは「雨による照明の反射のギラつきを表現するようなレタッチ」。また、影を強めに編集することによって大仏殿への奥行き感を表現しているとのことだ。
TAKUさんが捉えた圧巻の光景にツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「これ最強に好きです」
「めちゃくちゃかっこよすぎます」
「東大寺......Cyberpunkぽい」
2023年の「なら瑠璃絵」も、2月8日~14日に開催予定だ。春日大社・興福寺・東大寺の夜間特別参拝・拝観は17時~20時。また、元日の朝や盂蘭盆の最終日(8月15日)の夜にも観相窓は開扉される。