こんな「商品」あり得るんだ... スーパー玉出「たれ3兄弟ご飯」があまりにも「玉出らしい」
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
文・写真 Met
たれ3兄弟ご飯
大阪でよく見かける激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。
そんな「玉出」のお惣菜コーナーを西成区在住の筆者が物色し、実際に食べてレビューします!
今回見つけてきたのは「たれ3兄弟ご飯(うなぎ・焼き肉・天丼)」(税込181円)。
スーパー玉出には、丼などのタレをご飯にかけただけの商品がいくつかあります。それら3種類を1パックにまとめたのがコレ。
今年の11月に放送された『マツコ×モモコのすっっっごい大阪』で紹介されたことでも話題になったこの商品を、まさに番組内で訪れていた「スーパー玉出 恵美須店」で購入してきました。実際に食べてみたいと思います!
全部同じに見えるが...
フタを開けてみるとこんなカンジ。見た目では何が何だかよくわかりません。
ただ上に乗ってるトッピングが違うので、それで判別できそうな気もします。それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは何も乗っていない右側のご飯から。
食べてみると優しい出汁の風味がふわっと広がるので、どうやら「天丼たれご飯」のようです。
背後に天ぷらを感じることができる、不思議な仕上がりでした。
意外と「質素」な感じはしない
お次は錦糸卵とキムチが乗った真ん中のごはん。1発で焼肉のタレだと理解はしましたが、それ以上も以下もない予想通りの味ですね。
しかしキムチを乗せてみるとアラ不思議。全てがマッチし、まるでビビンバを食べているような気分になってきました。
最後は錦糸卵と紅ショウガが乗ったうなぎタレごはん。まさにうな丼らしい甘さが広がります。
うなぎのタレをご飯にかけて食べるというのは、自分でも小さい頃からやっていたからか、全く違和感がないどころか、もはや「そういう料理」として認識してしまいます。
せっかくなので紅ショウガも乗せてみましょう。うなぎがあればイイ付け合わせになりそうですが、うなぎタレご飯の場合は主張が強すぎる気がします。何かと紅ショウガを乗せがちなスーパー玉出なので、まぁ大阪のプライドがあるんでしょうね。
ということで今回はスーパー玉出の「たれ3兄弟ご飯(うなぎ・焼き肉・天丼)」をいただきました。個人的に1番オススメなのは、驚きの相性をみせた焼肉タレご飯でしょうか(ちなみにマツコ・デラックスさんは天丼タレご飯をイチ推ししていました)。
どれも意外と質素なカンジがしないので、不思議な満足感があります。気になった方は、食べ比べてみてはいかがでしょうか?