「冬の夜、北海道で屋外に取り残された娘たち。居合わせたおじさんが『隣のホテルだから』と送ってくれたけど...」(大阪府・60代女性)
「それなら隣のホテルだから」
駐車場もガランとしていて、娘たちは途方に暮れたと言います。そこへ、1台だけ停まっていた送迎バスから運転士のおじさんが降りてきて、「どこのホテルなの?」と声をかけてきたそうです。
娘たちがホテルの名前を告げると、その運転士さんは
「あ、それなら隣のホテルだから乗りなさい。ここはタクシーも路線バスも無いから」
と言って、娘たち3人を乗せてホテルまで送って下さったそうです。
ですが、「隣のホテル」と言っていたのにも関わらず、運転士さんは娘たちを下ろした後、隣のホテルを通過して去っていったんだとか......。娘たちに気を使わせないように「隣のホテル」と言っていたのかもしれません。
あまりの寒さに思考回路がマヒしていたのか送迎バスに書かれているだろうホテルの名前も見てないし、まともにお礼も言えなかった、と旅行から帰ってきた娘は後悔していました。
改めて、ご親切にしてくださったこと、娘に代わってお礼を申しあげます。ありがとうございました、とこの場を御借りして伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)