いけませんお客様!その持ち方は危険です! 名古屋駅にあるシャッターが「#ぴよりんチャレンジ」失敗不可避
名古屋の名物スイーツ「ぴよりん」のことを心配せずにはいられない写真がツイッター上に投稿された。
キュートなひよこ形スイーツの身に一体何が起こったのか。まずはこちらをご覧いただきたい。
こちらはツイッターユーザーのおいでよ名古屋@おいなご(@oinagoya)さんが2022年10月26日に投稿した写真。名古屋駅にあるぴよりん専門店「ぴよりんshop」のシャッターを撮影した1枚だ。
シャッターには、鼻ちょうちんを出しながら寝ている男性が新幹線で福岡・博多駅までやってきた様子が描かれている。注目してほしいのは、男性の手元だ。
その左手には「ぴよりん」と書かれた袋が握られていて、それがなんと......横向きになってしまっているのだ。
袋を落としていたり、グシャグシャになったりしているわけじゃないし、何を心配することがあるのか? そう思う人もいるかもしれない。しかし、ぴよりんにとってこれは、かなり危ない事態。
ぴよりんはプリンをババロアで包み、ふわふわのスポンジをまぶしたトロトロの食感がたまらない逸品。その「ふわトロ体質」は魅力であると同時に「非常に崩れやすい」という弱点の要因でもあり、SNS上にはぴよりんを無事に家まで持ち帰ることができるかを試す「#ぴよりんチャレンジ」というハッシュタグまで存在しているほどなのだ。
ぴよりんの安否は!?
つまり、「ぴよりんshop」のシャッターに描かれた男性が持っている袋の中は、大惨事になっている可能性があるのだ。シャッターの下部にも「#ぴよりん安否はいかに」「#ぴよりん転んでそう」「#ぴよりん無事でいて欲しい」と、見る人をハラハラさせるハッシュタグが並んでいる。
なぜぴよりんを売る店のシャッターが、こんなデザインになったのか。Jタウンネット記者は10月28日、ぴよりんshopを運営するジェイアール東海フードサービスの広報担当者に話を聞いた。
広報担当者によると、シャッターが出来たのは2021年12月のこと。ぴよりんshopの隣にPRONTO(プロント)名古屋駅店がオープンした際、同店と共同で作成した。
シャッターに描かれている男性はプロントのブランドキャラクターMossy(もっしー)。
ぴよりんを売っている店なのにこんなドキッとするイラストになったのは「面白さを優先」したからだという。
ところで、彼が持っているぴよりんは無事なのだろうか。担当者に聞くと、こう答えた。
「見る人の想像にお任せします」