まるで燃えているみたい! ライトアップで「限界突破」した秋の夜の清水寺
「限界突破した清水寺の紅葉をご覧下さい」
そんなつぶやきとともにツイッターに投稿された写真が、10万件以上のいいねを集めるほどの反響を呼んでいる。
夜の清水寺(京都市東山区を)彩るのは、燃え盛るように紅葉した木々。
それが光に照らされることにより、いっそう幻想的な雰囲気を醸し出している。
これはツイッターやインスタグラムなどで作品を発表している大阪府在住の写真家・Saho.さんが、2022年10月16日に自身のツイッターアカウント(@urbex_34)に投稿したもの。
どのタイミングで行けば、こんな美しい光景を見られるのか。Jタウンネット記者は17日、投稿者のSaho.さんに話を聞いた。
「清水寺が燃え上がるかの如し」
Saho.さんによると、この写真を撮影したのは2021年11月25日。
ちょうど紅葉が一番赤くなる「最盛期」に京都の撮影スポットを巡っていたSaho.さんはその日、夕方から清水寺で紅葉を撮影していたという。当時は「清水寺紅葉ライトアップ2021」が開催中だったため、寺とともに約1000本の紅葉がライトアップされ、夜空には観音様による慈悲を表したという一筋の青い光も放たれていた。
その光景を目撃した時のことを、Saho.さんはこう振り返る。
「ライトアップが始まると紅葉した葉に光が当たり一層赤さを増した様に思えました。その姿は清水寺が燃え上がるかの如しです」(Saho.さん)
清水寺は2022年も11月18日~30日の期間、「清水寺紅葉ライトアップ2022」を開催予定(18時~21時)。
秋の行楽シーズンに京都に行く人は、清水寺で夜の紅葉狩りを楽しんでみてはいかが?