「すっごいディストピア飯」 SF感がすごすぎる「漬けマグロ風こんにゃく」が話題に→食べた瞬間、記者が叫んだ言葉とは...
2022.10.08 11:00
「ディストピア飯という発想がなかったので...」
元々、同社では業務用の「こんにゃくの寿司ネタ」を開発しており、「漬けまぐろ」はその中の1つだった。
「当時、海外で和食の寿司が健康的なイメージで人気が高まったことと、国内だけでなく、海外でもまぐろを使用する量が増えて、マグロがいずれ枯渇するのではないかといった問題が出始めてきました。
そこで、低糖質・低カロリーのこんにゃくを素材としたヘルシーなマグロを表現してみようと考えマンナン漬けまぐろを開発しました」(ハイスキー食品工業)
そして2013年11月、この業務用の寿司ネタをより美味しく、手軽に食べられるように進化させたものが市販されるようになった。それが現在の「マンナン漬けまぐろ」の始まりだったという。
「食感」は本物のまぐろと比べながら、こんにゃく粉の配合を0.1%単位で細かく調整し、様々な材料を混ぜるなど試行錯誤。あらゆる天然色素を組み合わせ、新鮮なまぐろと比べても遜色がない「色」も再現。そして、特許を取得した独自の技術を利用してこんにゃく特有のアルカリ臭は取り除き、わさびパウダーと合わせた時に丁度良い味になるようタレに漬け込んだ。
ハイスキー食品工業はツイッター上で「マンナン漬けまぐろ」が話題となっていることを受け、次のようにコメントしている。
「最初、何が理由で話題になっているのか分かりませんでしたが、投稿者様のコメント欄や引用ツイートを見ているとディストピア飯、ニンジャ飯といったワードが沢山出てきたことでなるほど!と思い、笑ってしまいました。 同時に弊社商品に皆さまが興味を持っていただいたことに非常に感動しました。
色々なテーマで開発をしておりますが、ディストピア飯という発想がなかったので、今後の開発の良いヒントになるかもしれません(笑)。
マンナン漬けまぐろは、本物と比べてまったく一緒かと言えば決してそうではないと思いますので、カニとカニ蒲鉾ように、ゆるーい気持ちでとらえていただき、これはこれであり?と思って楽しんでいただければ幸いでございます。もちろんディストピア飯としてご利用いただくのも大歓迎です」