再現度えげつな... 元レンタルショップ店員が自宅に作った「コレクション棚」に感動広がる「あの頃のワクワクが思い出せました」
サブスクや配信サービスが主流となり、近年ではめっきり数を減らしているレンタルショップ。しかし、棚にズラリと並ぶCDやDVDの中から見てみたい作品を見つける、というのはウェブ上で探すのとはまた違う、特別なワクワク感がある。
そんなレンタルショップ風のスペースを自宅に作ったという猛者の部屋がツイッターで注目を集めている。
これは2022年9月9日、ツイッターユーザーのペキンさん(@pekindaq)が
「うおお自宅にレンタルコーナーでけた!!!これで何本借りても何日延滞しても実質無料!!!お得すぎて夜中にテンション高くなっております!!!」
と呟きながら投稿した画像。
VHSやDVDがずらりと並んでいるだけではなく「アニメ」と書かれた棚の説明や作品の紹介などもあり、非常に忠実に「レンタルショップの棚」が再現されている。
しかも、何日でも借り(?)放題。これは確かにテンションが上がる。
「見るだけで感情が溢れてくる...」
ツイッター上では、ペキンさんの「自宅レンタルショップ」を見て感動するユーザーが続出。
「凄い!羨ましい!!憧れる!!!」
「自宅?!?!と二度見しました完全にレンタル屋さんです」
「全体的に素敵ですが、VHSの棚が最高ですね マジで見るだけで感情が溢れてくる...」
「あの頃のワクワクが思い出せました」
といった声があがっている。
いったいどうして自宅に「レンタルコーナー」を制作しようと思ったのか。Jタウンネット記者は13日、投稿者のペキンさんに話を聞いた。
ペキンさんはドラゴンボールが大好きで、過去30年分を超える週刊少年ジャンプや数多くのドラゴンボール関連商品を集めているコレクター。
そんなペキンさんが「レンタルコーナー」を制作するきっかけになったのは、よく買い物に訪れていたホビーショップの閉店だった。
レンタルショップ勤務経験を元に再現
「(閉店に伴い)店内の什器も格安で販売していたのでつい買ってしまいました、安かったので......。元々ビデオテープやDVDはコレクションとして持っていたので、棚に並べたところ思いのほか店舗感が増したので、ポップも作ってレンタル店を再現してみました」(ペキンさん)
棚に並ぶのは、50本ほどのビデオテープと200本を超えるDVD。小物や作品紹介は、棚を手に入れてから1週間で作り上げたという。
「遠目でそれっぽくなればいいので、コメントはかなり適当になってます」とのことで、思いつくままに書いたそうだが、アップになった写真を見ても「レンタルショップ」感がスゴイ。
なお、ペキンさんは学生時代、3年ほどレンタルビデオ店で働いていたことがあるという。「それっぽい」仕上がりになっているのも、当時の経験が活きているようだ。
あまりの再現度の高さに、ツイートに寄せられたいいねの数は1万以上(21日昼現在)。大きな注目を集めたことについてペキンさんは
「『VHSが懐かしい』『バイト時代を思い出す』という声がちらほらあり、同世代の共感を得られたようで嬉しかったです!」
とコメントしている。