「通勤中に大渋滞を引き起こした10代の私。何もできず車内にいると、トラック運転手に窓を叩かれ...」(宮城県・50代女性)
びくびくしながら窓を開けると...
私はビクビクしながら窓を開け、事情を話しました。すると彼は、「もしかしたらなんだけど......」と言い、私にこう指示しました。
「ロープで牽引するからギア入れてクラッチ繋げてみて。
エンジンがかかったら、クラクションで教えて」
そしてトラックと私の車を繋ぎ、引っ張ってくれたのです。
すると無事エンジンがかかりました!私が言われた通りクラクションを鳴らすと、今度は「エンジン止めると動かなくなるから、このまま修理に行った方がいい」と教えてくれました。

その場でドライバーさんにお礼は伝えたものの、まだ10代だった私は、忙しい朝の通勤時間に車を止めて助けて頂いたのに、名前も連絡先も聞かず別れてしまいました。
いまだにあの時の緊張感と絶望感は忘れられませんが、それよりもトラックドライバーさんの適切な指示とさりげない優しさに救われたことをよく覚えています。まるで、神様のように感じました。
「あの時はどうもありがとうございました」と、もう一度お礼が言いたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)