「飼育員を見に行く時代」「ふれあいたいなぁ~」 海なし県・栃木の水族館スタッフがまさかの大人気
水中で短く「ボンッ」と声を出す

栃木県なかがわ水遊園は、県北東部に位置する大田原市にある、栃木県唯一の水族館だ。
その特徴は、ふんだんに太陽光が差し込む川底の情景を再現している点。関東きっての清流と言われる那珂川(なかがわ)を中心に、世界の川や海、大小あわせて約60の水槽で紹介している。
Jタウンネット記者の取材に応じたのは、同園の広報担当者だった。
話題のパフォーマンスは、いつごろ企画され、どんな狙い・コンセプトで実行されたのだろうか?
「水槽清掃作業の際の一場面ですので、企画したパフォーマンスではなく、スケージュールを立てて上演したものでもありません。清掃作業が終わった後、お客様に楽しんでいただこうと行ったものです。 今後もそのような計画はありませんので、運が良ければ見られるかもしれません」(栃木県なかがわ水遊園広報担当者)

同園にバブルリングができる飼育員は数人いるそうだが、とくにトレーニングを行っているわけではない。「他の飼育員がバブルリングを出しているのを見て、自分でもできるのでは? とやってみたらできたそうです。難しい技術は必要ないようです。水中で短く『ボンッ』と声を出すことがコツだそうです」と広報担当者。
ツイッター、SNSなどで話題になっていることに対しては、「日常の何気ない一面(飼育員のサービス精神と遊び心)をツイートしただけでしたので、この反響に驚いています。このツイートをきっかけに多くの人に栃木県なかがわ水遊園を知ってもらい、足を運んでもらうきっかけになれば嬉しいです」とコメントした。

海なし県・栃木の唯一の水族館、栃木県なかがわ水遊園は、「川の水族館」としては日本最大級でもあるという。
海の水族館では見られないものが、いろいろ発見できそうだ。もし運が良ければ、飼育員さんのバブルリングを目撃できるかもしれないし......。
うちにシロイルカはいませんが、バブルリングが得意な飼育員がいます。
— 栃木県なかがわ水遊園【公式】 (@tnapofficial) August 22, 2022
※誰もができるわけではありません#なかがわ水遊園 #水族館 #飼育員 pic.twitter.com/x5Np3Px2hS