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なんて美しいエメラルドブルー! 透きとおる川に囲まれた高知のキャンプ場がサイコーすぎる

福田 週人

福田 週人

2022.08.25 08:00
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「四国の田舎はまだまだ夏全開!!」

そんなつぶやきと共に投稿された風景が、ツイッターで注目されている。

ラグーンビーチかな?(画像はけんけん@tosaken4649さんのツイートより)
ラグーンビーチかな?(画像はけんけん@tosaken4649さんのツイートより)

こちらは、高知県在住のツイッターユーザー・けんけん(@tosaken4649)さんが2022年8月20日に投稿した写真。

澄み渡る晴れ空の下、透明度の高いエメラルドブルーの水が流れている。川岸には多くの車や人が集まり、テントを張って団らんしたり、カヌーなどの川遊びを楽しんだりしている様子だ。

まるでちょっとした海水浴場のような、夏真っ盛りな光景に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「めちゃくちゃキレイですね」
「四国の夏の魅力が伝わる、スッゴく素敵な写真ですね!」
「透き通った水面がとても綺麗です」

この涼し気なスポット、一体どこなの? Jタウンネット記者は23日、写真についてけんけんさんに話を聞いた。

「人が多くてびっくりした」

けんけんさんが話題の写真を撮影したのは、21年の8月29日。場所は、高知県北西部・仁淀川町にある「宮崎の河原キャンプ場」だ。

美しいエメラルドブルーの川は、町名にもなっている「仁淀川」の上流にある土居川。けんけんさんはSNS上でこのキャンプ場の写真を目撃し、自分でも訪れてみることにしたという。

「これ東京だとか都会の観光客の人ばかりで、これだけ人がいると思わなかったのでびっくりしました! 日曜日ならそこそこ人はいるとは思いますが、ここまで多いのは珍かったです。ずっと興奮してました笑」(けんけんさん)

仁淀川エリアは、21年7月に公開された細田守監督作品のアニメーション映画「竜とそばかすの姫」の舞台にもなっている。観光客が多かったのは、同映画の影響も大きいかもしれない。

なお、撮影に際しては

「カヌーとサップの配置が苦労したのと、雲を入れたくて結構ねばりました」

とのことだ。

Jタウンネット記者は24日、同キャンプ場について仁淀川町池川総合支所にも話を聞いた。

「仁淀ブルー」発祥の地

取材に応じた地域振興課の担当者によると、「宮崎の河原キャンプ場」は毎年7~8月が人気のシーズンで、多くの観光客が訪れる。

オススメの遊び方はSUPやクリアカヤック(透明なカヤック)などの水上でのアクティビティで、3~4つほどの業者が運営しているという。

もちろん、夏にそういった遊びをするのもいいだろう。しかし、同キャンプ場の魅力は寒くなるとさらに増す。

「秋や冬の方が水の透明度が増し、人も少なくなるので、こちらの季節の方がオススメだったりもします」

と担当者。SUPやカヤックは11月頃までできるので、秋にアクティビティと景色の両方を楽しむのもよさそうだ。

また、キャンプ場の近くにある「安居渓谷」は、仁淀川の美しい青色を形容した「仁淀ブルー」という言葉の発祥の地で、特におすすめのスポットとのこと。

「仁淀ブルー」発祥の地の安居渓谷(画像はphotoACより)
「仁淀ブルー」発祥の地の安居渓谷(画像はphotoACより)

仁淀川町公式サイトによると、ここは西日本最高峰である石鎚山(いしづちさん)系の森からの川が流れる10キロメートルほどの渓谷で、立ち去る時に思わず振り向いてもう一度見たくなるという意味で名付けられた「みかえりの滝」や、落差60メートルもある「昇龍の滝」など、風光明媚なスポットが目白押しだという。

高知に行った時には、ぜひとも寄ってみたいスポットだ。

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