夏バテも飛んでいっちゃいそう! 見ているだけで元気になる「ひまわり風鈴」小径
夏、と聞いて皆さんが思い浮かべるものは何だろう。
花火、スイカ、うちわ、浴衣、祭り......いろいろあるが「風鈴」や「ヒマワリ」を連想した人も少なくないはずだ。
暑くて暑くて仕方のない8月、そんな夏らしい二つの存在が合わさった光景が、ツイッター上で注目を集めている。
画面中央の仕切りを上下に挟み、ヒマワリを中に閉じ込めた風鈴がズラリと吊り下げられてる。夏の風物詩同士が組み合わさり、見ているだけで元気が出そうだ。
この写真を撮影したのはツイッターユーザーのまり(@mariii_a73)さん。2022年8月1日に自身のアカウントに投稿したところ、5日昼時点で8000件を超えるいいねが集めるほどの話題に。写真を見たユーザーからは、こんな声が寄せられている。
「ひまわりの表情がそれぞれ違うね」
「ひまわり風鈴めちゃめちゃかわいい😭🌻」
「🌻元気パワーチャージ🌻」
「めっちゃ幸せになれるお写真」
この夏らしい光景は、どこにあるのか。Jタウンネット記者は4日、まりさんに話を聞いた。
夏の風物詩のコラボレーション
まりさんがこの写真を撮影した場所は、京都府宇治田原町の正寿院。遊びに来ていた九州のカメラ友達に「正寿院に行きたい」と言われ、案内することにしたという。
正寿院では10年ほど前から夏に「風鈴まつり」を開催しており、2000個を超える風鈴が飾られている (風鈴まつりの詳細はこちら)。2022年は6月1日~9月18日が実施期間で、まりさんが同寺を訪れた7月31日は「ひまわり風鈴」(7月初旬~8月)の時期だった。
「同じ風鈴に見えても少しずつひまわりの形が違ったりするので、そこを見て頂きたいです」
とまりさん。上段と下段に分けて吊り下げられた風鈴がどちらも画角に入るように工夫して撮影したそうだ。
風鈴まつり期間中の正寿院の拝観料は800円(菓子付き)。9時から16時30分まで開門している(最終受付は閉門15分前)。
花を入れた風鈴が並ぶ「花風鈴小径」の中身は時期によって異なり、今後9月にはコスモスに変わる予定。
暑い夏、少しでも涼を取りたい――そんなあなたは、京都市内と比べて5度ほど涼しいという正寿院の、目でも耳でも楽しめる「風鈴まつり」を訪れてみてはいかがだろう。