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「ラップみたい」「なぜか気持ちがいい」 声に出して読みたくなる案内標識、発見される

松葉 純一

松葉 純一

2022.08.05 18:33
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大隅半島の北西部、垂水市で見つけた

そもそも「鹿児島・霧島・桜島」の標識は、どこで見つけたのだろう。

投稿者・りんさんに聞くと、鹿児島県の中部、大隅半島の北西部に位置する垂水市だと教えてくれた。

「垂水港から路線バスで垂水市役所まで移動後、そのすぐ近くの『上町』という交差点で見つけました。近くに本来の目的地があったのでそこに向かう道中でした」
「道路標識には目を光らせているので、地名が島で揃っている奇跡にはすぐに気が付きました。まさに鹿児島ならではの道路標識なのではないかと思わず感動しました」(「りん@異形矢印の人」さん)

またツイッター上の盛り上がり、反響については、こう語った。

「『語感の良さ』に共感してくれる人がたくさんいて嬉しかったです。『鹿児島霧島桜島があの曲のリズムで脳内再生される!』といったリプがたくさん来てて面白かったです。あとは『お酒の銘柄みたい。右側の数字がアルコール度数にしか見えん』といったご感想が秀逸だと思いました」

ところで、「鹿児島、霧島、桜島」、4・4・5のリズムは、なぜ心地よいのか? 理由は結局分からなかったのだが、類似の例を挙げておこう。

「逃げるは恥だが役に立つ」
「夕焼け小焼けの赤とんぼ」
「まさかりかついできんたろう」
「ねんねんころりよおころりよ」
「なまむぎ なまごめ なまたまご」
「煮るなり 焼くなり 好きにしろ」
「粉砕!玉砕!大喝采!」

作品タイトル、童謡の一節、早口言葉、決まり文句、名台詞......など、数え上げればきりがないほどだ。4・4・5のリズムは、ひょっとしたら日本人のDNAに刷り込まれたリズムなのかもしれない。

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