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「私も将軍様になれるのね!」「なんか背徳感ある」 茨城のカフェで提供される「将軍アイスコーヒー」の将軍感がハンパない

井上 慧果

井上 慧果

2022.07.29 18:00
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茨城県内のカフェで発見された高貴すぎる飲み物がツイッターで注目を集めた。

その名も、「将軍アイスコーヒー」だ。

金の徳利...!?(画像は@guruguruuzumakiさん提供)
金の徳利...!?(画像は@guruguruuzumakiさん提供)
「大洗のカフェで『将軍アイスコーヒー』なるものを頼んだら、金の徳利で来た。すげぇな、将軍」

2022年7月3日、そんなつぶやきと共に写真を投稿したのは、ツイッターユーザーのぐるぐるうづまき(@guruguruuzumaki)さん。

氷がたっぷり入った器の隣に、金色の徳利が並んでいる。この中にアイスコーヒーが入っているらしい。「将軍」の名に恥じない、随分と豪華な見た目である。

あまりに高貴なアイスコーヒーに興味をそそられたユーザーは多く、ツイッター上では

「これは飲んでみたい!」
「私も将軍様になれるのね!」
「飲むの楽しそう」
「なんか背徳感ある」

などの声が寄せられている。

Jタウンネット記者は4日、投稿者のぐるぐるうづまきさんに「将軍アイスコーヒー」を飲んだときの話を詳しく聞いた。

「将軍」が飲んだコーヒーを再現

ぐるぐるうづまきさんが「将軍アイスコーヒー」を注文したのは「サザコーヒー」(本社:茨城県ひたちなか市)の大洗店。茨城県を中心に埼玉県や都内にも店舗を展開するチェーン店だ。

金ぴか徳利から注いだコーヒーは、どんな味だったのか。ぐるぐるうづまきさんに尋ねると

「ゴージャスに冷やされました。
サザコーヒーは味が良いことで有名で、中でも『将軍コーヒー』は評判も高く、ホットコーヒーは私もよく飲んでました。ただ、アイスで将軍コーヒーを注文するのは初めてで、まさか金の徳利で来るとは思ってなかったので、びっくりして件のツイートをした次第です。
1つの徳利で2杯分いただけるので、ゆっくりと飲むことができました。味はもちろん納得の美味しさです」

と答えた。見た目だけではなく、味も量もゴージャスらしい。

それもそのはず、「将軍アイスコーヒー」の中身は徳川最後の将軍・慶喜が飲んだといわれている江戸幕末期のフランス風コーヒーを再現した同店オリジナルの「徳川将軍珈琲」で作ったアイスコーヒー。「将軍珈琲」は04年の江戸開府400年に向けて販売を開始した商品で、開発には徳川慶喜のひ孫である故・徳川慶朝氏も携わったという「将軍」との関係が深いコーヒーだ。ちなみに慶朝氏が定年を迎える14年までは、彼自身が焙煎を担当していたという。

Jタウンネット記者の取材に応じたサザコーヒーによれば、今回注目を集めた金の徳利は、「深い意味はございませんが、将軍のイメージで採用致しました」とのこと。

将軍イメージで採用された(画像は再掲)
将軍イメージで採用された(画像は再掲)

そんな将軍アイスコーヒーの特徴は「深煎り独特の濃厚な味わい」。

「通常の2倍以上の豆を使用して、しっかりとしたコクと苦み、すっきりと消える後味を表現しています」(サザコーヒー)

店内飲食の場合、サザコーヒーのすべての店舗で金の徳利で提供しているという。ただ、徳利の数に限りがあるため、別の容器が使われる場合もあるそうだ。

価格はフルサービスの本店・京成店では税込810円、セルフサービスの他支店では税込720円。

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