これぞ理想の「田舎の夏」 草むらの中から見る花火大会が、ノスタルジックでたまらない
「京都亀岡で撮った花火が最高に『田舎の夏』だった」
そんなコメントと共に投稿された写真が、ツイッター上で話題になっている。それが、こちらだ。
こちらは京都府在住の大学院生・Ryogo Urata(@Ryogo_Urata)さんが2022年7月10日に投稿した写真。浴衣姿の女性が、うちわ片手に花火を眺めている。野道の向こうで空を舞う煙や火花が、古き良き日本の夏といった風情を感じさせる。
この写真は2019年8月11日に京都府亀岡市で開催された「第68回亀岡平和祭保津川市民花火大会」の様子を捉えた1枚。
「草むらで市街地を完全に隠せる場所を選び、花火以外の人工物が入らないように注意して撮影しました」
とUrataさんは撮影時を振り返る。街灯より眩しく夜空を照らすのは、花火に込められた人々の想いなのかもしれない。
Urataさんがカメラに収めた夏の光景には、ツイッター上でこんな声が寄せられている。
「これは憧れる『夏』...」
「めちゃめちゃ素敵な『田舎の夏』ですね」
「写真を見ただけで、泣きたくなる、涙が出そうです。それくらい素敵な写真です」
どこか懐かしい田舎の夏に、郷愁を感じるTwitterユーザーで溢れている。
視覚だけでなく、全身で感じる風物詩。今年はどんな夏がやってくるのだろうか。(ライター:Met)