泣ける映画のポスターみたい... 夕日の中に浮かんでる「巨木とニャンコ」がエモすぎる
見るからに神々しい一本の木を写した写真が、ツイッター上で注目を集めている。
こちらは、愛知県でピアニストや作曲家として活動する朝木奏多さんが2022年7月3日、自身のツイッターアカウント(@asagi_photo0921)に投稿した写真。
夕焼け空の下、丘の上に立っている一本の大きな木。ちょうど太陽の光が後光のように差し込んでいて、なんだかとっても幻想的だ。こうなると、根本近くを歩いている猫も、神の使いのように見えてくる。
何らかの言い伝えでもありそうな「伝説感」のある木に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「素敵な写真ですね」
「やっぱり、木のシルエットがいい!!」
「伝説の木の下みたいだ...」
「木の幹越しに見る夕陽は特に雄大な温もりを感じます」
物語の中のようなこの場所は、一体どこなのか。Jタウンネット記者は7日、投稿者の朝木さんに話を聞いた。
ひたすらチャンスを待っていた
朝木さんが話題の写真を撮影したのは、愛知県名古屋市にある公園・大高緑地だという。
「(大高緑地は)実家から比較的近くで、毎日慣れ親しんだ公園でした。ミラーレスカメラを買ったらいつか撮影したいと思っていたのですが、Canonのミラーレスカメラを購入してすぐ、久々に帰省する機会があり、立ち寄って撮影しました」(朝木さん)
そうして訪れたのが22年の1月15日だった。撮影にあたっては、夕方のちょうど木と夕日が重なるタイミングを待ってひたすら耐えていたそうで。その甲斐あって「逆光&F値(絞り値)をやや大きくした設定の撮影で、非日常感溢れるエモーショナルな光景になったと思います」と振り返る。
「地元にこんなに美しく、そしてSNSを通じて愛される木があるということが嬉しいです。逆光な夕日との相性は素晴らしいので、季節ごとに違う空の色と組み合わせて撮影したいなと思っています」(朝木さん)
皆さんの家の近くにある公園には、どんな木があるだろう。
これまで気にもしてなかった、という人は一度足を運んでみては? もしかしたら「伝説の木」を見つけられるかもしれない。