「DV夫から逃げるために乗った朝イチのバス。運賃を払おうとすると、運転手に無理だと告げられ...」(熊本県・30代女性)
「知り合いじゃなかったの?」
「じゃあ自分が一緒に払いますよ。2人分、1000円で足りるでしょ」
彼はそう言って、私の分の支払いを済ませてくれました。
何が起きたのかわからず、私は呆然。すると運転手さんが「知り合いじゃなかったの? お礼を言わないと!」。
私はバスを降りて彼を追いかけましたが、街の中心部で人が多かったこともあり、見つけられませんでした。
当時の私は色々な不安でいっぱいでした。そんな時に助けてもらい、こんなに優しい人もいるんだと大泣きしました。14年たった今でも、バスを見ると思い出します。
どこの誰なのか今となっては調べるすべもありませんが、あの時は本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)