「ヤバい!追いつかれる!」 子供の頃に妄想してた「日付変更線」ってコレだったよね!?
「日付変更線って何?」と聞かれたら、あなたは正確に答えられるだろうか。
これは、イラストレーター・漫画家のくまみね(@kumamine)さんが、2022年5月18日にツイッターへ投稿したもの。
「小さい頃思ってた日付変更線 追い抜かれると日付が変わる」
と、ツイートしている。
イラストを見ると、「やばいぞ! 日付変更線だ!!」と叫びながら猛ダッシュで逃げるくまみねさんを、赤い線がすごい勢いで追いかけている......。
リプライ欄には、この愉快な勘違いに共感する声が。
「分かります~!『飛行機でずっと移動すればずっと今日じゃね? 永遠じゃね? ゲームやり放題じゃん!』って思ってた」
「超わかる、ジェット機に乗って逃げればずっとその日が続くのかと思ってた」
「私もこう思ってました... 良かった 1人じゃなかった... 1人じゃなかった...!」
名前から想像を膨らませ、「日付変更線は動いていて、追いつかれると日付が変わる」と思いこんでいた人は一定数いるようだ。
くまみねさんは、いつごろ事実を知ったのだろう......筆者は19日、本人に話を聞いてみた。
トイレの世界地図で初めて...
小さい頃、初めて「日付変更線」の存在を知ったくまみねさん。
「トイレに貼ってあった世界地図に日付変更線が載っていたので名前を知りました」
と、語る。
「あの線が動くことで日付が変わっていくんだと思っていました」(くまみねさん)
なお、日付変更線とは、ほぼ180度の経線に沿って地点を結ぶ「理論上の線」のこと。まっすぐではなく島や陸地を避けるように設けられていて、もちろん動かない。
この線を西から東へ通過するときは1日進み、東から西へ通過するときは1日戻る――そう教わるのは、中学地理の時差の単元。
くまみねさんが本来の意味を知ったのは、おそらく小学校でのことだったという。勘違いが解けて良かった......!
もし、皆さんの身近にいる小学生が日付変更線に追いかけられる心配をしていたら、やさしく正解を教えて安心させてあげてほしい。