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「聞きなれた『カンカンカンカン』が恐怖の音に一変。踏切の中に閉じ込められた幼い私は動けなくなって...」(埼玉県・40代女性)

横田 絢

横田 絢

2022.05.09 11:00
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私は立ち止まったまま動けなくなり...

聞きなれた「カンカンカンカン......」という音が、閉められた遮断機によって恐怖の音に変わります。

怖くてどうしていいかわからず、私は立ち止まったまま動けなくなり大泣きしてしまいました。

その時、一番前で踏切待ちをしていた車の方が降りてきて

「こっちだよ!」

と、手招きしてくれたのです。

その声に安心した私は、泣きながらおじさんの方に駆けていき無事線路から離れる事が出来ました。

なんとか遮断機の外側へ(画像はイメージ)
なんとか遮断機の外側へ(画像はイメージ)

助けてくれたおじさんは当時40代~50代の方だったかな。小さ過ぎたので年齢は曖昧ですし、あの時、お礼を伝えられたかどうかも覚えていません。

どこのどなたかもわかりませんし、きっと二度と会うことのない方だと思いますが、きちんとお礼を言いたいと思っています。

あの親切な方が居なければ、私はこの世にいないかもしれません。

そうすると、3人の子供達も生まれてくることはありませんでした。

この場を借りてお礼申し上げます。

本当に助けて頂いてありがとうございました。命の恩人です。

今もお元気でお過ごしだと嬉しいです。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)

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