「小1の時から嫌いだった同じクラスのガサツな男子。私が卵アレルギーだと知った彼が、皆の前で...」(大阪府・30代女性)
「素直になれなくてごめんね」
どうやら、私が別の友達と談笑しているのをN君に見られていたようでした。
奥手で恋愛なんてまだ分からない私でしたが、今思えば、彼は少なからず好印象を持ってくれていたのかもしれません。
ですが、そうこうしているうちに卒業の日となり、N君は別の学区内の街へ引っ越して行きました。
きっと優しくて素敵な男性になったであろうN君を想像しながら、健康で幸せな人生を歩んでいてほしいと願っています。そして、あの時に言えなかったお礼を、心の中でそっとつぶやいています。
「おかげさまで今ではアレルギーは改善されて、食べることが楽しいよ。あの時は優しい気配りをしてくれて、どうも有難う。素直になれなくてごめんね」
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