「桃源郷」は高知に実在してたのか! 緑の山を明るく彩る春の色...「引地橋の花桃」がうっとりするほど美しい
思わず見惚れてしまうほど美しい「桃源郷」の写真がツイッターで注目を集めている。
これは2022年4月13日、レコーディングエンジニアのあゆ(@auki999)さんが
「花桃が美しい
高知の桃源郷がこちらです」
とつぶやきながら投稿した写真。様々な濃さのピンク色をしたハナモモの花が緑の丘に点々と咲き誇っている。
桃源郷とは中国の伝奇小説に描かれた「桃林に囲まれた平和な豊かな地」。まさにこの写真のような、穏やかで春らしく癒される所なのだろう。
それが高知にあったなんて......。Jタウンネット記者は15日、撮影者のあゆさんに話を聞いた。
こだわりは撮影時間
あゆさんによれば、写真は高知県高知市と愛媛県松山市の中間あたりにあるドライブイン引地橋(高知県・仁淀川町)からの光景。ハナモモが植えられている場所は「引地橋の花桃」と呼ばれている。
撮影したのは朝の7時から8時ごろだったそうだが、その時間を選んだところにあゆさんのこだわりがあった。
「太陽が当たり過ぎると花が白飛びを起こしてしまい、撮った時に本来の花の色が出て来ないことがあるので陽がまだ低い時間でかつ順光寄りを狙っての撮影を心がけました。
また、昼間とかは影によって木元が陰ると若干見づらいこと写真になるかなと思いその点も気を遣いました」(あゆさん)
この写真に対し、ツイッターでは
「きれいだなあ。高知何回も行ったが、こんな景色のいい場所に行けていない。。」
「見に行きたい」
「私の出身地に桃源郷があるらしい」
「黒澤映画みたいな世界」
といった声が寄せられている。