「第一志望の大学に落ちたと知った直後の電車。立ったままボロボロ涙をこぼす私に、正面に座った女性が...」(東京都・50代女性)
「今でもとても後悔しております」
自分でもどうして?と思うくらい止めることができず、制服にも涙がこぼれ落ちていました。
吊り革につかまりながら慌ててバッグからハンカチを取り出そうとしたのですが、見つからず......。

その時、前に座っていたご婦人の方が何も言わずにそっとハンカチを渡してくださいました。
私たちが乗車してからずっと座っていたので、話が聞こえていたのかもしれません。
私は状況を悟られた恥ずかしさと動揺で声も出ず、頭を下げただけで次の駅で降りてしまいました。
連絡先も聞かないまま。その時はそんなことも何も考える余裕もなく。
今でもとても後悔しております。
もし、お伝えできるならありがとうございましたとお伝えしたい。
私の中で忘れたことのない40年近く前の出来事です。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)