「随分変わっちまったな」 愛媛・大分・福岡が変形?フェリー案内サイトの地図に起こった謎現象が話題に
大阪の海の玄関口・大阪南港。ここ発着するフェリーの紹介を行うサイト「大阪南港カーフェリー」がにわかに注目を集めている。
サイト上に掲載されている地図について2022年4月11日、あるツイッターユーザーが言及したことが発端だ。
まずは皆さんにも、その地図を見ていただこう。

航路案内のページに掲載されている地図で、大阪南港から鹿児島・志布志までの航路を示している。注目してほしいのは福岡県、大分県、愛媛県だ。
どういうわけか福岡県の沿岸地域や大分県境、更には福岡市の陸地がかなり削れてしまい、海になってしまっている。関門海峡もこんなに広かったっけ......。
大分も福岡との県境地域だけでなく、別府湾が実際よりも広く見えるし、佐賀関半島は消滅。愛媛県も、松山市などがところどころ丸くえぐり取られ、九州方面に細長く突き出ているはずの佐田岬半島も見えない。
まるで「日本沈没」を目の当たりにしているような、ずいぶんとスリリングな地図になってしまっているのだ。
「さようなら私の実家...」
ツイッターではこの地図について、愛媛や福岡、大分出身者からはこんな声が......。
「俺んち水没してる...」
「実家が綺麗に水没してしまいました」
「さようなら私の実家... 三年行かないうちに随分変わっちまったな」

異変は他の航路の地図でも確認でき、大阪南港から福岡・新門司の航路紹介では、福岡県と大分県の間に謎の湾が出現するなどの現象が起きてしまっている。
一体なぜ、地図上の陸地の一部が消えてしまったのか。Jタウンネット記者が14日、サイトを管理する阪神国際港湾の大阪事業本部管理課の担当者に話を聞いたところ、
「業者に依頼して制作しているので、どうしてこうなったのかはわからない。当該の画像については修正したい」
との回答があった。