出たり入ったり、悩んだり困ったり... 表情豊かな「回収ボックス」が可愛すぎると大人気
「ロボットみたいで可愛い」
永山さんの写真を通じて見る回収ボックスはまるで、ディズニー映画「ウォーリー」の主人公であるロボットのよう。見ていると愛着が湧いてきて、紙コップを入れられている写真なんかは「誰がこんなひどいことを!」という怒りまで生まれてくる(回収ボックスは「ごみばこ」じゃないので、ごみを捨ててはいけません!)。
投稿は4月12日18時30分時点で、約9500件のリツイート、約6万件のいいねが集めるなど大反響で、リプライ欄は「かわいい」の大合唱。また、
「斬新な視点ですね 言われてみると面白いけど、これを思いつける人ってなかなかいないと思う」
といった声も寄せられている。
永山さんはなぜ、回収ボックスを撮り続けていたのか。12日、Jタウンネット記者が本人を取材したところ、こんな回答があった。
「場所はJR大塚駅の近くです。自分のスタジオに行く時や、買い物、帰宅時に必ず通る道にいる回収ボックスで、見るたび表情が違っているのが面白く、写真を撮っています。
どこにでもある回収ボックスなのですが、周りを仕切られ回収ボックスの居場所があると、余計に定位置、飛び出しなどが強調されて、面白いんです」
回収ボックスの魅力にひそかに気づいていた永山さんは、「誰にも共感されないだろう」と思いそっとツイートしたのだが、その結果は前述の通り。
「自分だけが可愛いと思っていたら、共感してくれる人がいたことに驚いています」(永山さん)
この日もいつも通り回収ボックスを撮影して、その際に「なんかあんたのこと、みんな可愛いって言ってるよ」と教えてあげたそうだ。