勉強すればするほど「遊び場」が増えていく... ギャップが楽しい「繁華街になる付箋」、欲しすぎ!
勉強を頑張れば頑張るほど、賑やかで楽しくなっていく――そんな「付箋」がツイッターで話題となっている。
「貼れば貼るほど繁華街になる付箋考えました。
勉強熱心な人ほど、素敵な繁華街に仕上がります。笑」
2022年4月4日、そんなつぶやきと共にこのイメージを投稿したのは、アイデアクリエイターのいしかわかずや(@issikazu20)さん。
看板の見た目をした付箋が本から飛び出す様は、確かに繁華街そのもの。斬新でユニークなアイデアに、ツイッターでは
「この発想は無かった!!」
「勉強すればするほど治安が悪化しそう...」
「意味もなく、やたらと貼ってしまいそうw」
「めちゃくちゃ欲しいです」
といった声が寄せられるなど大反響。これってどこかで手に入れられるの...? Jタウンネット記者は5日、投稿者のいしかわかずやさんを取材した。
こだわったのは「ありそうな看板」のデザイン
千葉県在住で、大手IT企業でデザイナーとして勤務しながら趣味でデザインコンペに応募し、数々の受賞経験もあるいしかわさん。
繁華街に並んでいるたくさんの看板が本から飛び出す付箋の姿に似ていると感じ、「繁華街になる付箋」を思いついた。
「普段から物事を観察しているので、似ている事象同士を組み合わせてありそうでなかったアイデアを考えることを頭の中でよくやります。
真面目な参考書が不真面目な仕様になっていく様子が、面白い化学反応だなと思ったことも形にしようと思ったきっかけでした」(いしかわさん)
アイデアを形にするにあたって、特にこだわったのは「実際にありそうな看板作り」だ。
「繁華街にありそうな看板を調べつつ、一番イメージしやすいデザインを選びながら作成しました。ユーザーが貼りたいと思うためにも、実際にある看板のようなデザインにこだわり、また既存の店名も使えないのでありそうでない店名というのも意識しました」
といしかわさん。中でも特にお気に入りなのは「4F、B1Fなどの階数まで記載したキャバクラと居酒屋の看板です(笑)」とのことだった。
現在はまだアイデアの段階だけど...
ツイッター上で多くの注目を集めた「繁華街になる付箋」は、本の画像の上に「Adobe Illustrator」というソフトで作成した看板デザインを合成したもので、現段階ではまだアイデアの状態。
しかしすでに、「この付箋が欲しい!」というユーザーからの声も多く寄せられている。
そんな反響に対し、いしかわさんは
「買いたいですという声がとても多いので、これは早く商品化しなくては!という気持ちになりました(笑)
キャバクラの街にしたいという声だったり、飲み屋まみれの街にしたいというコメントも、印象に残りました。その人の性格によって様々な繁華街が作られることを思うと楽しいですよね!」
今後の商品化については未定だが、
「もしかしたら自分でクラウドファンディング上で企画ページを立ち上げるかもしれないです(笑)
それか、商品化いただける会社様いましたらぜひ共同で商品開発できると嬉しいです」
とのこと。勉強を頑張る皆さんの参考書が「繁華街」にできる日も、そう遠くない......かもしれない。