地震に「負けない」から値段も「まけない」...? 震度6強を乗り越えた商品たちに注目集まる「買って応援」「縁起が良さそう!」
2022年3月16日、福島県沖を震源とする地震が発生し、宮城県と福島県で震度6強を観測した。
福島県北部の国見町にある「道の駅国見 あつかしの郷」も店内の損傷の影響で、応急措置と安全確保のため、翌17日から2日間、臨時休業した。
道の駅にある農産物直売所の営業は、19日朝、再開されたのだが、次のような写真が、3月20日、ツイッターに投稿され、話題となっている。
写真は、農産物直売所「国見市場」の売り場のようだ。その案内板(POP)にはこんなキャッチコピーが掲げられている。
「震度6強に負けなかった商品
値下げではなく 通常価格となっています
ご了承ください」
この写真を投稿したのは、「四季しのぶ」(@shikishinobu)さん。2万件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(3月22日現在)。
ツイッターにはこんな声も寄せられている。
「負けなかった= (値段を)まけなかった ですね」
「すごい!! 値下げせずに売ってるのがさらに素晴らしい」
「震度6を乗り越えた『ど根性商品』ですから、縁起が良い&ありがたいモノたちです。 御守りにもなります。 値引きなんて滅相もない」
「これは縁起が良さそう!」
「これは買って応援してしまいますね」
地震に「負けない」と、値段を「まけない」をかけている、その心意気に共感する人が予想以上に多かったようだ。
Jタウンネット記者は、投稿者「四季しのぶ」さんと「道の駅国見 あつかしの郷」に、詳しい話を聞いてみた。