「電車とホームの隙間に子供の足が落ちた。ラッシュ時に私が焦っていると、後ろから...」(大阪府・40代女性)
駅のホームは危険な場所もあるため、決して気が抜けない。特に子供連れであればなおさらだろう。
今回、投稿を寄せてくれたJタウンネット読者・Aさん(大阪府在住・40代女性)も、過去に大阪駅のホームで子供が危ない目に遭いそうになってしまったという。
Aさんは10年ほど前、6歳と2歳の子供を連れて実家に行き、その帰り道、乗り換えで大阪駅に訪れた。
いつもはラッシュ時を避けていたAさんだったが、この時は平日夕方のラッシュに当たってしまったという。
そして、電車に乗ろうとした、その時。2歳の子供の足が電車とホームの隙間に落ちてしまったのだ。
あの時のことを「すべてが一瞬の出来事」だったと、Aさんは振り返る。
「子供たちの手を繋いで乗ろうとした時......」
今から10年ほど前の出来事です。
私は当時、6歳と2歳だった子供を連れて実家に行きました。その帰り道、電車の乗り換えのために大阪駅を訪れました。
いつもはラッシュ時を避けていたのですが、その日はたまたま、平日夕方のラッシュで大阪環状線は人も多い時間帯でした。
大阪駅から環状線に乗るため、子供たちの手を両手に繋いで乗ろうとしたその時です。
2歳の下の子の足が電車とホームの隙間に落下。
私は焦ったのですが、そこに後ろから背の高いスラッとしたサラリーマンの方がやってきました。
「すべてが一瞬の出来事でした」
サラリーマンの方は、私が手を繋いでいないもう片方の手を持って子供を助けてくれました。
そして、その方はすぐに満員電車の人混みの中に消えてしまいました。すべてが一瞬の出来事です。
子供は擦り傷1つなく、本人もキョトンとしていました。
私はサラリーマンの方に「ありがとうございます」と言ったものの、もうその姿は見えなくなっていました。
あの時は助けて下さり、本当にありがとうございました。大阪駅で環状線を乗る度、いつも思い出します。
あれから10年。下の子はスクスク育ち、春からは中学生になります。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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