なんてメルヘンな光景なんだ...! 菜の花畑に埋もれる「フルーツバス停」がメッチャかわいい
2022年3月15日、次のような写真がツイッターに投稿され、いま話題になっている。
満開の菜の花の向こうに見えるのは、巨大なメロンのようだが......中はくり抜かれ、座れる場所もあるようだ。
メロンの脇には見覚えのある四角い看板。そう、ここはメロンの形をしたバス停。
お花畑の真ん中にあるようで、なんともメルヘンチックな光景だ。
写真家の「ひらゆい」(@yuiphoto2)さんが投稿したツイートには、89000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散している(3月15日現在)。
ツイッターにはこんな声も寄せられている。
「菜の花にメロン。 素敵すぎるバス停ですね」
「ジブリの映画に出て来そうな、バス停ですね!」
「めちゃかわいい」
「どこだろ?行きたいな」
気候も一気に暖かくなり、春めいてきたせいもあってか、旅心をそそられたツイッターユーザーが一斉に反応したようだ。
Jタウンネット記者は、投稿者「ひらゆい」さんに詳しい話を聞いてみた。
メロンだけじゃない!
投稿者「ひらゆい」さんによると、この写真の撮影場所は、長崎県諫早(いさはや)市の小長井地域、撮影時期は、3月中旬。今回初めて訪れたという。「晴れており菜の花が満開でした!!!」と語る。
小長井地域は諫早市中心部から国道207号を佐賀方面に向かい、約20~30分のところ。イチゴやメロン、ミカンなど 全5種類16基のフルーツをかたどったバス停が設置されていて、「ときめきフルーツバス停通り」という愛称が付けられている。
Jタウンネットでは2020年9月26日にも、シンデレラの「カボチャの馬車」からアイデアを得て作られたこれらのバス停について紹介。その時は真っ青な空や海とのコントラストがなんとも瑞々しかったが、菜の花のじゅうたんの上だと、また違った愛らしさがある。
「菜の花の側にある花壇や海が印象的でした」
と振り返る投稿者「ひらゆい」さんに、投稿への反響について尋ねると、「バス路線維持がどこも大変なのでレンタカーではなく、バスで行って欲しいとリプを見て、次回はゆっくりバスで回りたいと思いました」と答えた。 なお、諫早市のウェブサイトには、次のような注意事項が記されている。
「バス停(標示柱)から10メートル以内の部分については、道路交通法の規定により駐停車禁止となっております。路線バスの安全な運行及び交通事故防止のためにもバス停付近への駐停車はおやめください。」
バスがおすすめだが、車で行かれる場合は、くれぐれもご注意を。